2021.03.27 11:21まいごの狐いつか桜をみにでかけてそのまま行方不明になった弟を探しにいきたくなる春の夕暮れ弟なんてはじめからいないのに高速道路の高架下で狐のなきごえだれにもきこえないからだれかにきこえることもある回送列車の座席に空白の電話ボックスに深夜の公園のブランコに逢ったこともないひとのおもかげが宿っているつながらない受話器を耳にあてるようにしてここにはいない狐のなきごえをきくまいごになったときにだけ歩ける道がある夜守堂yamoridoフォロー2021.03.29 13:12人工楽園2021.03.18 13:20:ll0コメント1000 / 1000投稿
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